なぜujiujiを作ったのか。
「言えない気持ち」に、置き場所をつくりたかった。
ujiuji は、前向きな人のためのアプリではありません。
むしろ、前向きになれない日を抱えた人が「そのままでいられる」ための場所です。
世の中には、相談できるサービスも、優しい人も、たくさんあります。
でもそれでも──言えない気持ちは、残ります。
その気持ちは、説明しようとすると形が変わってしまう。
うまく言葉にできず、気づけば「まあいいか」と飲み込んでしまう。
でも、飲み込んだ分だけ、心の奥に溜まっていく。
ただ、ここにあるって認めてほしい。
「SNS」と「日記」のあいだに、穴があった
書く場所が欲しくて、SNSを開く。
でも、投稿ボタンの手前で止まる。
- 人に見られる前提だと、言葉が“整って”しまう
- 心配をかけそうで、結局書けない
- 反応が怖くて、投稿したあとに疲れる
じゃあ日記ならどうか。
書ける。でも、誰にも届かない。静かすぎて、余計に孤独になることもある。
そのとき思いました。
「SNSほど他者が近くなくていい。でも日記ほど孤独じゃない場所」が、必要なんじゃないか。
ujiujiが大事にしていること
1. 会話をしない、というやさしさ
やり取りがあると、気遣いが始まります。
返す言葉を探し、タイミングを考え、相手を想像し続ける。
それができる日もあるけれど、できない日もある。
ujiujiは、そこを最初から手放しました。
返信がないことは、冷たさではなく「負担を増やさない」ための設計です。
2. 匿名であることは、弱さを守ること
気持ちって、正しさより先に「安全」が必要です。
誰に見られるか、どこまで特定されるかを気にしている限り、本音は出てきません。
ujiujiは、あなたがあなたのままでいるために、匿名性を大切にします。
3. 定型文で届ける「小さなやさしさ」
誰かを励ましたいのに、言葉が出ないことがあります。
その沈黙は、無関心じゃない。むしろ、真剣だから出てこない。
ujiujiは「押すだけで渡せる」応援を用意しました。
軽く送れて、でも軽く扱わない。
そんな矛盾を、ちゃんと成立させたかった。
正解探しより先に、まず呼吸ができること。その順番を守りたいと思っています。
目指しているのは、“前向き”よりも“回復”
世の中には「前向きになろう」というメッセージが溢れています。それはきっと、善意です。
でも、前向きになれない日には、それが刺さってしまうことがある。
ujiujiが用意したいのは、前向きになるための場所というよりも、
前向きになれない自分を、否定しなくていい場所です。
そのままでも、生きてていい。
最後に
ujiujiは、完璧な答えを持っていません。
ただ、ひとつだけ信じています。
気持ちは、整理されていなくても置いていい。
そして、誰かのやさしさは、言葉が少なくても届く。